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  • 執筆者の写真クロイニャン

3Dによる一次創作に「まだ名前がない」問題



※この記事はFANBOXの記事のミラーです


こんにちは、黒井です。

2018年から3D制作の楽しさに目覚めて、ここ1年ずっと3Dを作っています。

何の3Dを作っているのか?

自分のVRChatアバター、自分の創作キャラクター、

人様のVRChatアバター、VTuberさんの3Dモデル、このあたりです。

後者2つはお仕事として制作しています。


今回は一次創作の3D版、もしくは3Dによる一次創作に「まだ名前がない」ので名前ほしい!

この概念に名前をつけて定義したい!というお話をします。


VRChatでは割とで盛んに行われているのですが

「一次創作の3D化、もしくは3Dによる一次創作」をVRCの外でもやりたいと思っています。

実は、そういった創作行為にまだ名前がないです。


「VTuberと何が違うの?」という疑問がおありかと思いますが、

「キャラクターの作者が神」の状態で「魂の人の存在なく」キャラクターを動かしたいけど、それって多分VTuberじゃないよね。」

という事に気づいたところから始まります。


VTuberはなんというか、

「魂の人」がかなり重要で、そこが複雑でトラブルを抱えやすく…

ゲーム部の件なども記憶に新しいですが、「キャラクターの作者が神」ではないんですよね。

ワンオペで作品作りをしている作家・クリエイターにとっては、「ワンオペで作れる規模感」がとても重要であり、

そこからはみ出すもの=他者とのコミュニケーションのコスト・リスクを払う必要がある=精神に負担がかかる

ということが少なからずあるんですよね、あるんですよ…。


「ワンオペからはみ出す」というのは、「キャラに声優・演者を付ける」「人にキャラクターの動きをやってもらう」「カメラマンを頼む」等です。

クリエイターは多かれ少なかれ人間関係の摩擦で死んでしまうので、一人でできる遊びが必要だと思っていて、

「これはそういう小規模な3D作品ですよ」というところに名前をつけたいです。


なぜ名前をつけるのか?

定義することでそういう創作をする人が増えるだろうという希望です。

それと「VTuberではないけどVTuberという言葉以外に的確な言葉がない」作品ていうのがあって、

「VTuberです」と言うと、「これは声がついてないからVTuberじゃない」

「3Dアニメ作品です」というと、「これはモーションが付いてないから3Dアニメじゃない」みたいな

「隙間に落ち込んでる」ものを的確に内包する言葉が欲しいな、というところです。

名乗るときにも困るので…〇〇をやっています!の〇〇の部分がない…。


なにをしたいか?

ワンオペなんだからできない部分があるのは当たり前で、声付きでない3Dアニメ作品があったとして、

それに「声当ててみました」ってできるのがネットの作品の交流のいいとこで、文化。これができるようになりたい。

ボカロと歌ってみたの関係です。

他にも「BGM作ってみました」とか「モデル配布があったので〇〇くんを動かしてみました」とか、そういう交流みたいなものも期待できます。


それで…「名前ほしい」「勝手に名乗ってろ」だと思うんだけど…ぴったりくる表現がね…ほしいよねっていう気持ちです。

名前はめちゃくちゃ大事だと思っています、作者の祈りなので…。

「ショートVRC劇場」みたいな感じなんだけど、VRCの外に行こうって言ってるのにVRCって入れちゃダメだし、

「〇〇劇場」って今の世代に通じるか?と思ってしまう。

全く思いつかない!新しい概念じゃん!!!という所まで来ました。


もしこれを読んでいる方で「自分もそういう活動したい!」という方、

「こんな名前考えついた!」という方がいらっしゃいましたら、一緒に考えましょう。

名前は1つじゃなくてもいいし、とにかくこの記事が読まれることで

「そういう概念がある」という事が周知されれば嬉しいです。

この概念に名前をつけて下さい。

そしてみんなで創作しましょう。


そんな訳で、うちの3Dによる一次創作はこちらです、イケメンです。

よろしくお願いいたします。

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